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新進気鋭の切子作家、堀口徹さん。
以前インタビューで、「今新しく作った作品が江戸切子っぽくなかったとしても、それが100年後に「これって江戸切子っぽいよね」と言われていたら嬉しい。」とおっしゃっていました。
その言葉どおり今までの江戸切子とは異なる「斬新」なデザイン、でも飽きられることのない長く継承される作品を制作されています。
こちらの「ぐい呑み 束」は、黒を被せたガラス生地の半面に縦のカットを施した作品です。
「束ねる」・「調和」の意味を込めて、カットを施した面と施していない面をちょうど半分ずつにしているとのこと。
手にした時、縦カットが手に食い込むのが妙に心地よいのです。
名前はぐい呑みですが、ウイスキーを注いでショットグラスとしてもぴったりです。
口径61mm、高さ57mm、容量80cc(すりきりまで)